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格差製造装置。 2007年
5月 24日(木)



もう4,5年も前のことですが、女性アスリートに話を聞くことがありました。


彼女は大学の体育会で、男性ばかりの部に所属して頑張る紅一点。
実際会ってみると、現在の相武紗季に似たとてもチャーミングな女性でした。

ひと通り話が終わり、
「今後また、連絡をしますのでメールアドレスを教えていただけますか。」と
お願いしました。私にとってはごく普通の、仕事の一環としてのお願いです。

すると彼女は「…携帯のアドレスでいいですか。」と言います。

大学生なのですから、大学のアドレスを持っていて、それを教えてくれるものと
思っていた私は、あわてて「あ、じゃあいいです。」とドギマギしながら
断ってしまいました。

彼女にしてみれば、単に連絡がつきやすいほうのアドレスを教えたかっただけの
ことだったのでしょう。しかし当時の私にとっては、若い女性にいきなり携帯アドレスを
教えてもらうということは、なにか恥ずかしいというか、かえって申し訳ないことにも
感じられたのです。


いまでもそうですが、私にとっては携帯のアドレスはあくまでプライベートなもの。
よほど親しい人間にしか教えません。
仕事上の相手には会社のアドレスか、よくて個人のPCアドレスを教えるのが
普通であり当然だと思っています。


ところが、この経験のあと注意を払うようになったからでしょうか。


「携帯アドレスしか持たない層」というのが確実に存在し、
徐々に増えていることに気づきました。

そしてその層が、若年の低所得者層と確実に重なることもわかってきました。


なぜそうなのか。


私のように、ワープロからパソコン通信に入ってネット文化というものを知り、
Windows95の登場によってインターネットに入って行った世代からすると、
インターネットは当たり前の存在。

インターネットの“窓口”は当然パソコンであり、ブロードバンドは
欠かせないインフラ、というよりももはや空気のような存在です。
携帯を通じてのネット接続はあくまで外出時のものでしかありません。


ところが、上記の「携帯アドレスしか持たない層」にとっては、
携帯がインターネットのすべて。

小さな画面、手間のかかる入力方式で得られる
密度の低い情報が彼らにとってのすべてなのです。


しかもこうした層に限って、

△固定電話がないために携帯の高い料金で通話をし、
△パケット通信を頻繁に使用し、
△さらには少しでもマシな通信環境や新しい機能を求めて
 機種変更を頻繁に繰り返しています。

つまり、携帯電話会社にカネを吸い取られ続けているのです。


これでは、初期投資の大きなパソコンとブロードバンド経由での
インターネット利用は、いつまでたってもできないでしょう。


しかも、携帯の親指入力には汎用性がありません。

もし親指入力しかできないならば、それはパソコンが使えないということ。
ワープロも表計算ソフトも使えないということになります。

つまりそれは、その人物が知的労働に従事するための
基礎的なスキルを持たない、ということを意味します。


たしかに、日進月歩の技術革新のなかで、パソコンというものが
未来永劫このままの形でいるとは思いません。

しかし少なくとも、“仕事をするための道具”としては今後10年以上は
君臨し続けるはずです。


経済学の世界に、「エンゲル係数」という指標があります。
家計の可処分所得における食料費の割合であるこの指標が高いほど
生活水準は低いとされ、貧富の格差を表すものとして使われてきました。

しかし、現在の日本社会においてはエンゲル係数よりも、携帯料金の
可処分所得に占める割合のほうが、経済格差を如実に表しているのでは
ないかと思います。


“若年低所得者層からカネをむしり取る装置”


携帯電話とその料金システムはもはや
“格差製造装置”としか言いようがないのではないか。


そう思えてきます。



この文章へのリンク
http://www.totteoki.jp/negoto/negoto2007sp.htm#20070524


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魂胆が透けて見えるか。 2007年
5月 21日(月)




なぜそこまで持ち上げるのか、違和感は感じなかったでしょうか。


今年2月、東武東上線ときわ台駅で、自殺しようとした女性を
助けようとした警察官が電車にひかれ死亡した事件に対する
安倍晋三首相の対応についてです。


もちろん、この宮本邦彦巡査部長(当時)の勇気ある行動には私自身、
感動を覚えましたし、どうにかならなかったものかと悔しい思いをしました。
彼の冥福を祈る気持ちは他の人々に決して劣らないと思っています。


しかし、このときの安倍晋三首相の、宮本巡査部長に対する
持ち上げぶりは少々異常にさえ感じました。


2月12日、宮本巡査部長が入院先の病院で亡くなられたあと、
安倍首相は弔問のためわざわざ板橋警察署を訪れ
のちに勲章を与えています


このとき私は、安倍晋三首相のこの異例の持ち上げぶりには、
一種の“魂胆”があるのではないだろうかとさえ考えたものです。


つまり、6年前に起こったJR新大久保駅で韓国人留学生死亡事故との
“対比”をしたかったのではないかと。


この事故で死亡した3人のうち、救助しようとして死亡した韓国人留学生に対する
マスコミの持ち上げぶりには、私自身、かなり異常なものを感じていました。


最初に線路に転落した50代の男性も、一緒に救助しようとして死亡した
カメラマンの男性も、韓国人留学生と同じ大切な命だったはず。

なのになぜ、韓国人留学生の行動ばかりが“美談”にされるのか。
その意図を、私自身、いぶかしがったものです。



もしかすると (ここからは私の勝手な憶測ですが) 安倍首相は、
この新大久保での事故が記憶にあったからこそ、
2月の警察官の殉職に対応したのではないでしょうか。


日本人だって、こんなに勇気ある素晴らしいひとがいるんだ。
自分たちを卑下してばかりいないで、さあ、自信を持とう、と。



安倍首相の2月の行動は、そういう“メッセージ”だったような気がします。


これは、あまりにもうがった見方でしょうか?
行き過ぎた憶測でしょうか?



先日、愛知での元暴力団員立てこもり事件で、
特殊急襲部隊(SAT)の隊員、林一歩巡査部長が殉職しました。


状況は違えども、勇気ある警察官の尊い犠牲であることには変わりありません。


この殉職に対し、安倍晋三首相がどのような対応をするか。


これで、彼の2月の事件の際の“魂胆”と、
彼自身の“本性”が透けて見えてくるような気がします。



この文章へのリンク
http://www.totteoki.jp/negoto/negoto2007sp.htm#20070521


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こう読めてしまう。 2007年
4月 29日(祝)



私だけなんでしょうか。



上の写真の最後の文字が
カタカナの「 ヨ 」に見えてしまうのは。


だから、私にはこう読めてしまいます。





スパイダーマンよ



この文章へのリンク
http://www.totteoki.jp/negoto/negoto2007sp.htm#20070429


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沖縄は理解不能。 2007年
4月 18日(水)




沖縄には、理解不能なことがいっぱいあります。


しかし、そのなかでもこれは極めつけかな、と。



那覇空港近くにある、三車線の道路です。




よく見ると…。





なんと、真ん中の車線だけが右折可。



…どう走れっちゅうねん。






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http://www.totteoki.jp/negoto/negoto2007sp.htm#20070418


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とっておきの沖縄そば。 2007年
4月 17日(火)



沖縄に出張していました。

この3か月間に3回、のべ30日以上も滞在しただけあって、
ドタバタと忙しく走り回りながらも、知らず知らずのうちに
沖縄そばを食べまくっていました。

というのも、沖縄で外食、とくに昼食をとろうとすると
沖縄そば以外の選択肢がほとんどないのです。

以下の記事は、みなさんにご紹介というより、自分のための記録として。




「首里そば」
那覇市首里赤田町1-7 11:00~ 大 600円 中 500円 小 400円

一日限定70食というだけあって、開店前から行列のできる店。
自家製手打ち麺はほかの店のものとまったく違い、
食感はわずかに出雲蕎麦のようなねっちりした歯ごたえ。
麺自体も小麦粉のうまみがしっかりと感じられる。
スープもカツオが中心と思われる複雑な魚のダシでとても上品。
三枚肉などの具も少なめでバランスが取れている。
写真には写ってないが、じゅーしー(炊き込みご飯)も上品ですばらしい。





「こどら」
那覇市壷川1-2-11 11:30~ こどらそば(ソーキ&三枚肉) 800円

上記の首里そばが上品の極みなら、この店のものは「味くーたー」(味が濃い)
頂点か。スープは写真の通りコッテリ系のトンコツ。
とくに肉が三枚肉、ソーキともに濃いめに煮つけられていて全体をさらに
「味くーたー」にしている感じ。味濃いめが好きならまずはこの店を目指すべし。





「我部祖河食堂(がぶそかしょくどう)・本店」
名護市我部祖河177 11:00~18:30 ソーキそば(特)700円(大)600円(小)500円

アバラ肉を煮込んで乗せたソーキそばの元祖といわれる店。
名護市中心部から離れた不便なところにあるが、そのソーキの量、
麺の多さについては非常にお得感が高い。
スープは澄んだトンコツで意外にあっさりした感じ。
ゴーヤチャンプル、フーチャンプルなどもひとりでは食べきれないほど。
沖縄にまだ残る「量が多い=サービスがいい」という価値観を実感できる。
いくつか支店もあるが沖縄在住の知人によれば、まったく味が違うとのこと。
なお、この本店の3階では民宿をやっており、2食付き2,500円と
沖縄のなかでも非常にリーズナブル。貧乏旅行にどうぞ。





中山そば
沖縄県名護市中山873-3 10:00~19:00 ソーキそば(大) 600円 (小) 500円

本部半島の真ん中、名護から海洋博公園に向かう山道の途中にある。
いい意味で標準的な沖縄そばで、最初にこれを食べて基準にしたらいい感じ。
ソーキの味付けもあっさりしていて、麺も幅広の平麺。スープもあっさりしていて
くどくなく、2杯でもいけそうな軽さ。日常食としての沖縄そばとは本来、
こんなものだったんだろうと思わせる点でぜひ食べておきたい。





宮里そば
名護市宮里1-27-2 10:00~ ソーキそば 500円

地元の人でにぎわう、田舎の分校の校舎のような建物の老舗。
昆布がドンと鎮座しソーキがそれを取り囲む。スープはカツオが効いていてあっさり。
ちゃんぽんの麺と同様に灰汁を使っているようで麺を噛むとぷちんって切れる感じ。
沖縄そば全体の傾向ではあるが、とくにこの店の麺はスープを吸ってどんどん増える。
隣のテーブルでとろとろ食べてるおばさんを観察していたが、食べても食べても
麺が減らずに途中でおばさんはギブアップ。ラーメンに比べて見た目の量が少ない
沖縄そばが、なぜ腹持ちがいいのかその理由がわかった気がした。
これで500円は安いと思うが、一緒に行った人が頼んだカレーライスが400円。
黄土色で、見た目は田舎のカレーだがスパイシーでおいしかったとのこと。





ジュネ
那覇市前島3-9-21 11:00~21:00 八重山そば(並) 450円 (大) 550円 野菜そば 550円

平麺が普通の沖縄そばに対し、この店の八重山そばは断面が丸。
食感もパスタに近い感じで、店もそれを心得ているのか「ナポリそば」だの
「タコスそば」だのキワモノメニューもラインナップされている。
具が少々独特で、煮込んだ肉も蒲鉾も細切りにしたものが乗る。
スープはカツオ、鶏ガラ、トンコツとどれが主張するでもなくあっさり。
麺のぷちぷち感はちゃんぽんの麺のようで心地よい。





やいま
那覇市安里379 栄町市場内 そば定食 600円

もはや観光化された第一牧志公設市場とは違い、昔のままの雰囲気を残す
ディープな市場・栄町市場の奥深くにある、6席ほどのカウンターのみの小さな店。
ランチはそば定食のほかナーベラー(へちま)チャンプル定食など。
あっさりと煮つけられた三枚肉が印象的でおいしい。
ただ、ドレッシングたっぷりのキャベツの千切りとごはんは余計だった。
ナーベラー定食も別の日に食べたがすごくおいしかった。夜は居酒屋となる。





島時間
恩納村字恩納7335-4 11:00~22:30 ソーキそば 680円 島時間定食 880円

エメラルドグリーンの海沿いに開店した、沖縄の伝統建築風のぴかぴかのお店。
各種そばが680円で、黒米ジューシーと小鉢が付いた「島時間定食」が880円。
店がきれいなぶん、ソーキなどの量は少ないのはしかたないのかも。
どことなくラーメンに近い感じで、本土の人間にとっては親しみやすくはある。





恩納そば
恩納村字冨着1469-1 11:00~21:00 ソーキそば 700円

リゾート地・恩納村の58号線脇にある沖縄そば専門店。
「手打ち」の文字に引かれて入ったが、手打ちそばはわざわざ注文しないと
出てこない特別メニュー。今回はそれを見落としてしまったために
機械打ちを食べてしまった。味は少々しょっぱい感じだが脂っこくはない。





あきそば
那覇市辻1-11-5 11:00~21:30 馬汁そば 700円 沖縄そば(中) 500円

写真はこの店の名物という「馬汁そば」。その名のとおり馬肉を根菜類と煮込み
味噌味で整えたものに麺を入れたもの。どんな味かと興味津々で試してみたが
率直に言ってやっぱり、馬肉に火を通してはいけないのではないかと…。
那覇市内でも港湾近くの不便なところにありながら客はけっこう入っているので、
正当な評価は、豚肉を使った普通のそばを食べてみてからにしたい。



この文章へのリンク
http://www.totteoki.jp/negoto/negoto2007sp.htm#20070417


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とっておきの渋谷を…。 2007年
3月 3日(土)



渋谷の、公園通りからちょっと入った場所にある
分譲マンションの建設現場です。






この現場を囲む鉄製の塀に、こんなことが書いてありました。







…おいおい。




意外に思われるかもしれませんが、
私がこのサイトを始めた7年前、
「とっておき」という言葉はほとんど死語同然でした。


「まるごと」もそう。
この言葉もまた、10年前にはほとんど死語でした。


当時、カタカナ言葉の氾濫の陰で、すてきな日本語、
とくに柔らかな口語が消えていこうとしていました。


せっかくのいい言葉なのに、消えてしまうのはあまりにしのびない。

そう思って私は「とっておき」をサイトの名前にし、
のちに、“ totteoki.jp ” のドメインを取得したのです。


それがこの2年ほどでしょうか。
雑誌や広告で「とっておきの…」というのが目につくようになったのは。

やわらかく、すてきな日本語が生き残っていくことは
心からうれしく思います。



ただ、上のマンションの売主の東急不動産って、
ウチのサイトによくアクセスしてる会社なんですよねぇ…。



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http://www.totteoki.jp/negoto/negoto2007sp.htm#20070303


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クインテット。 2007年
2月 26日(月)



最近、はまってしまった番組があります。


「クインテット」


NHK教育で平日の夕方5時30分から放送されている
10分間のミニ番組なのですが、これがすごくツボに入ったというか。

簡単に言えば、人形劇形式の音楽番組。

しかし人形劇といってもトランペットの運指をはじめ、クラリネット、
ヴァイオリン、チェロなど人形たちの楽器演奏が非常にリアルで、
いつの間にか人形たちの“演奏”に聴き入ってしまいます。

また、クラシックや童謡に加え、随所に散りばめられた
オリジナル曲には、笑えるものがあったりして傑作ぞろい。




これらオリジナル曲すべての作曲は宮川彬良(あきら)。

私たちの世代では「宇宙戦艦ヤマト」の作曲家・宮川泰の息子、というと
通りがいいですが、本人も「マツケンサンバII」で当てるなどすでに大家。

また、声優(&歌手)も「団子3兄弟」の茂森あゆみ大澄賢也など
ユニークな実力派揃い。


HDDレコーダーに毎日録画して帰宅後に見るだけでは飽きたらず、
ついに2本のDVD(上の写真)まで買ってしまいました。


軽薄な笑いしかないバラエティー番組などを見るヒマがあったら、
こんな番組をずっと見ていたい、と心から思います。


ぜひ一度、見てみてください。


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http://www.totteoki.jp/negoto/negoto2007sp.htm#20070226


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PARCOのようなテレビ局。 2007年
2月 21日(水)



この発言には呆れました。


関西テレビ社長「損害賠償請求も検討」、自民小委では批判相次ぐ
                                  (2/21 NIKKEI NET より)

関西テレビの千草宗一郎社長が、今回の捏造事件に関して
実際の番組作りを担当した下請け・孫請けの会社に今後
損害賠償を請求する、という旨の発言をしたというのです。



つまり関西テレビは“自分たちも被害者だ”と言いたいのでしょう。



しかし、たとえば異物混入で苦情が寄せられた食品メーカーが、真っ先に
“あれは孫請け企業が作ったのですから私たちも被害者です” なんて
言うでしょうか。

製品が原因の事故を起こした電化製品や自動車のメーカーが、
“あれは委託生産ですから、我々もその企業に損害賠償を請求します”
なんて言うでしょうか。

そんなことを言ったらメーカーとしての信用を永遠に失いますし、
間違いなく潰れてしまうでしょう。



作ったのが下請けだろうが孫請けだろうが関係ありません。
それを関西テレビの番組として、つまり“自社製品”として世に送りだした以上、
すべての責任を取るべきは関西テレビ自身であり、それ以外の何者でも
ないのです。

まず、関西テレビは客である視聴者に謝り、それがすんだ上で
下請け・孫請けが今回の番組でなぜ捏造しなければならなかったのかの
原因究明をすべきであり、損害賠償云々はもしするとしてもずっと先の話のはず。



今回の関西テレビの千草社長の発言は、
2000年に「私は寝てないんだよ」と発言し顰蹙を買った
雪印の社長の姿にそのまま重なってしまいます。

こんな発言を社長がするようでは、
「自浄能力がない」と言われてもしかたないことかもしれません。



ところで、今回の捏造事件、そして今日の発言から垣間見えたのは、
「PARCOのような民放キー局の実態」でした。


PARCOは、まず渋谷・池袋といった一等地にビルを建て、
そこにたくさんのテナント(店)を入れてファッション専門ビルを作ります。
自ら宣伝を打ったりセール期間を決めたりはしますが、販売は基本的に
各テナント任せ。うまくいかなければテナントを追い出し、新しいテナントを
入れればいい。自分はテナントからの家賃収入で稼げばいいのですから。


民放キー局は、電波という権益を永久的に独占し、それを時間で区切って
下請け・孫請けの制作会社に作らせてテレビ局の体裁を整えます。
しかし肝心の番組の中身はほとんど任せっきり。視聴率が取れなければ
番組を打ち切って制作会社を交代させればいい。自分は企業から入る
広告料で稼げばいいのですから。


こうした「PARCO体質」が染みついているからこそ、
関西テレビには当事者意識が希薄なのかもしれません。


みずからコンテンツを生み出せる能力のない者は、
メディアの一員を名乗る資格などないのです。



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http://www.totteoki.jp/negoto/negoto2007sp.htm#20070221


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ずっと未完成? 2007年
2月 20日(火)




ずっと前から不思議なのですが。









mixiって、いつまでベータ版なんでしょうか?



ベータ版:ソフトウェアにおいて開発途中、関係者に評価してもらうための段階のもの

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http://www.totteoki.jp/negoto/negoto2007sp.htm#20070220


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なぜ礼を言わん。 2007年
2月 12日(月)



山手線に乗るたびに、気になってしょうがない映像があります。





経路探索サイト「ナビタイム」のコマーシャルフィルム。

ドアの上の液晶画面に流れる、あの広告の映像です。



上の画面の左側の男性がこのCMの主人公。

彼は、会議終了後に「15時までに着けるかな…。」とつぶやき、
携帯を操作しはじめます。

すると緑色のコスチュームを着た外国人の男(右)が登場し、
彼を目的地へと案内しはじめるのです。


電車に乗り、タクシーに乗り継ぎ、15時前に目的地のビルの正面に。



間に合ったことを喜び、「やったー。」と飛び跳ねる外国人の男。


しかし、主人公は案内してくれた男を一瞥するでもなく
携帯を操作します。






外国人の男が消え、主人公は携帯をパタンと閉じて
何事もなかったかのように歩き始めます。






…なぜ、礼を言わん?



ここでいつも私はそう思うのです。




もちろん、案内してくれた外国人の男は、ナビタイムのサービスを
擬人化したものであり、実在するものではありません。

でも、擬人化したからこそコミュニケーションが描かれているのであり、
ならば「礼を言うシーン」があって当然だと思うのは私だけなのでしょうか。



たぶんこのCMを演出した人間は、礼を言うことなど考えもしなかったのでしょう。





見るたびに、なんかさびしくなる映像です。



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http://www.totteoki.jp/negoto/negoto2007sp.htm#20070212


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絶滅危惧ちゃんぽん? 2007年
2月 11日(日)



1泊2,500円の民宿に泊まり、毎日クルマで駆けずり回るなかで、
ようやく見つけました。





沖縄の「ちゃんぽん」です。



この「ちゃんぽん」、驚いたことにご飯ものなのです。



ご飯の上にはポーク(ランチョンミート)入りの野菜炒めが
山のように盛られています。


以前から話には聞いていたのですが、実物を見ると衝撃でした。



ところがこの「ちゃんぽん」、地元でもあまり知られていない
マイナーなメニューなのでしょうか。

沖縄で生まれ育ったという50歳代の人に
「ちゃんぽんってご飯ものだそうですね」と聞いても
まったく知りませんでした。

22年前、空手の修行のために沖縄に移住してきた人に聞いても同じ。


もしかしたら絶滅危惧種かも…、と思っていた矢先の遭遇でした。





店内のメニュー札には「ご飯の上に野菜が乗っています」との注意書き。

たぶん、知らずに注文した人が数多くのけぞった歴史があるのでしょう。



でもこのちゃんぽん、広島のお好み焼きのように、
自分から「沖縄風ちゃんぽん」などと亜流的な名前を名乗らないところが
潔くて素敵です。





【追記】

絶滅危惧種かと思っていたら最近、沖縄のコンビニで
「ちゃんぽん」が新発売になっていました。



郷土食の発掘・見直しの一環でしょうか。

もちろん沖縄限定だそうです。


しかし、「沖縄風」という冠言葉は付けてほしくなかった…。
誤解を避けるためとはいえ、「自分は亜流なんです」って言ってるようで。


「沖縄のちゃんぽんは沖縄のちゃんぽん、文句ある?」と言うくらいの
誇りを持ち続けてほしいものです。



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http://www.totteoki.jp/negoto/negoto2007sp.htm#20070211


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