渋谷とっておき!!ホーム 広島市中区
大手町1-4-26

082-247-0175


18:00〜22:30
(日祝17:00〜21:30) 月休

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おいしい肉を食べたい、というとき、広島で真っ先に
名前が挙がるのはこの店です。

なかでもここでしか味わえないのがサイコロ状の生肉。

A5等級のなかでもさらに上質なものだというその
立方体には縦横無尽にサシが入り、いったいどれほど
どっぺりとした脂肪の塊なのかと思わせるのですが、
意外にもこの塊、噛んだ瞬間は意外にもあっさり。

しかしそのあとすぐに舌の上で脂が融けだしてきて
まさにとろけていきます。ただ、融けだしたものは
生臭さも脂臭さもなく、精製されたオイルが流れて
いくかのよう。実に洗練された味の生肉なのです。

このサイコロ状生肉、1万円近いコースのなかでも
たった2つの提供ですが、その満足感たるや、2個で
もう十分だと誰もが思うほどの濃厚な味と食感です。


溶岩の板の上で焼くステーキもまた秀逸。

同じA5とはいえ、生肉用とは少し脂の入りが違う肉で
表面だけ焼き色をつけたあとに玉ねぎや長ねぎなどの
上に乗せて提供するスタイル。

肉はさくっと、というかするっと歯が入っていくような
柔らかさで、舌の上にじわっとうま味と脂が広がって
いきます。またその肉のうま味をしっかり吸い込んだ
玉ねぎや長ねぎもけっこうなおいしさで、肉の余韻を
楽しむことができます。

評判通り、肉のうまさをワインとともに堪能するなら
ここ以上の店は広島にはないと言えるでしょう。


また、肉と並んでこの店の名声を高めているのが
燻製。

なかでも今回、コースに出てきた燻製のなかで、
もっとも感銘を受けたのが鯖でした。

外見は生と見間違うほどの鯖は、口に入れてみると
味はしめ鯖にほんのりスモークの香りがついている
といった感じで非常にみずみずしいもの。

ここの主人にかかると鶏卵からシャコにいたるまで
およそ燻製には縁がなさそうなものまで絶妙に燻され
新たな味の側面を見せてくれるのです。

「あなぐま」(渋谷)「三鞍の山荘」(静岡県森町)
燻製と比べるとのわずかに一歩譲る気もしますが、
どうしてどうして、素晴らしい技がここにはあります。


さらに、サイドの小品になりますが「もやし」もぜひ。

焼肉のたれのような甘辛いたれを細めのもやしに
からませ、卵の黄身と唐辛子を添えたものですが、
かきまぜて食べると絶妙のあんばい。

このメニュー、「馬の手」というこれまた質の高い肉を
出す焼肉店の名物なのですが、さすがに主人が兄弟
だけあって連綿とこの味は受け継がれています。
機会があればぜひ。


店内は木の質感を大切にした内装に、暗めの照明。
物静かでなおかつ適切な解説とアドバイスをくれる
主人の存在もまた、落ちついた雰囲気を作り上げて
います。

またこの主人はワインについても知識が豊富で、
印象だけ伝えればぴったりのものを選んでくれます。
ここはお任せするのがベストでしょう。


予算としてはワイン込みでだいたい1万円前後といった
感じですが、その肉や燻製の質からすればとても
コストパフォーマンス(価格性能比)は高いと言えます。


広島でありきたりの牡蠣や魚を食べるくらいだったら
ぜひ一度足を運んでみることをお勧めします。


A5等級の肉を溶岩の板で焼く
付け合わせの玉ねぎや長ねぎまでおいしい


サイコロ状の生肉には納豆味噌が乗る
その濃厚な味はふた口でじゅうぶん


木を大事にした落ち着いた空間
隣から響くカラオケがなければ完璧だが


コースで出てきた燻製
真ん中の鯖のほか牡蠣・豚肉など


オイスターヌーヴォーの燻製オイル漬け
見た目よりもあっさりでコクがある


甘辛いたれをからめた細めのもやしに、
卵の黄身と唐辛子が絶妙な「もやし」


ブロッコリーのカッテージチーズあえ
白い豆は大豆


外観は少々雑然として
入りづらい雰囲気



極上ステーキディナー“広島” 8,800円
おまかせ懐石“あくさん” S-13,000円(予約制) A-9,800円 B-7,500円
宴コース 4,700円 燻製コース 4,500円 ステーキの夕餉 5,000円から

サーロインの牛とろ刺(納豆醤油)2,300円 名物くんせい盛 2,000円から 
タンの名物シチュー 1,100円から




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http://www.totteoki.jp/shibuya/akusan2.htm


2008・4