渋谷区桜丘町20-12
Le Quartier 桜丘 1F
03-5458-9099

11:30〜14:30
18:00〜22:00 第三日休
地図はここ

2度目は昼に行き、思いっきり後悔しました。

客席を埋めつくすのは、周辺のオフィスからなだれ込んできた20代の女性たち。
ただ昼休みいっぱい粘ることしか頭にはない様子で、空になりかけたカップや
グラスを握りしめ、周囲に気を配ることなく一所懸命話し込んでいます。
そして12時50分になると潮が引いたようにいなくなってしまうのです。

店としては、書き入れ時の昼の一時間に一回転ちょっとしかしないのですから、
これではコストをかけたものは提供できません。カレーは限りなく薄く、肉は硬く、
接客をするアルバイトのレベルは低い。そういう悪循環に陥ってしまっていました。

しかし、夜に行った一回目の時は違いました。
ふんだんに使われたオーク調の木工の数々と、少しだけ暗めの照明によって
ゆったりとした空間と雰囲気が作り出されていました。

サテと呼ばれる焼き鳥は、バリ独特の甘辛く、ちょっとだけ酸っぱいタレが
からめてあり、じんわりとした焼き加減でしっかり火が通ってます。
あえて言うならば、みたらし団子のタレに近い感じでしょうか。東南アジア全般では、
焼き鳥は魚醤・醤油系の味付けが多く、まさにビールのつまみにぴったりという
感じなのですが、バリの焼き鳥はもっときつい酒が合いそうな気がします。
この焼き鳥、鶏のほかに羊と牛を加えたサテ・チャンプールという三種類のセットも
あり、いろいろな味を楽しむこともできます。

ここで、“羊や牛の肉を使ってて焼き鳥とはいかに?”なんて言われそうですが、
日本だって日本3大焼き鳥都市の埼玉県東松山市や北海道室蘭市の焼き鳥は
豚肉がメインですし、最近、この3大都市よりも人口当たりの焼き鳥店の数が
多いことが判明し、「焼き鳥日本一宣言」をした福岡県久留米市にいたっては
なんと馬のホルモンの焼き鳥があるのですから、まあいいことにしましょう。

そのほか、空芯菜の炒めも少し甘めでしたが、味付けのセンスはよく、全般に
バリの高級リゾートで出されるもののイメージです。
ごく親しい人との2人、または少人数でのひとときにはぴったりでしょう。

ただ、夜は夜で接客する女性に威圧感があったのには少々戸惑いました。
仕事に一所懸命であることや、店の品位を高めたい、というのは理解できます。
でも、フランス料理ならともかく、バリ料理はしょせん焼き鳥とかチャーハンとか
焼きそばの仲間が中心なのです。それを威圧感を持って給仕するのはいかがな
ものかと思います。

もっと、南の国の人々のように、おおらかで、人懐っこくてもいいような気がしました。


ランチ 800円〜1,000円

サテ・チャンプール 1,250円 ナシゴレン 950円
ガドガド 950円 イカと野菜の甘酢サンバル炒め 1,300円
ディナーコース 3,000円〜


このページのURL:
http://www.totteoki.jp/shibuya/ayungteras.htm


2004.5