渋谷とっておき!!ホーム 渋谷道玄坂2-25-14
堀田ビル1F
03-6416-9458


11:30〜14:00
17:00〜24:00
(金土〜26:00)不定休

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マークシティ近くにある海鮮居酒屋「漁十八番」
姉妹店として今年(2010年)9月にオープンした店。

最初の店が海鮮居酒屋で、2番目の店が串焼き、
そして3番目のこの店は洋食ときました。

普通なら、最初の店がうまくいったらしばらくはその
業態の支店を増やし、軌道に乗ってから別の業態に
進出するのがいわば飲食店経営の常道というのに、
なぜここまで極端に業態を変えてくるのか。

しかも3店とも渋谷で展開しているということは、
経営者の目が行き届くことを優先したのか、それとも
商圏が重なることを嫌ったのか。不思議な店です。


この店があるのはちょうど渋谷109の裏、道玄坂と
文化村通りの間を結ぶ道玄坂小路。渋谷のなかでも
猥雑な雰囲気漂うこの細い道で、手ごろな価格の
洋食を提供する自称ビストロとしてオープンしました。


ただ、ビストロという言葉からイメージする内容とは
ちょっとメニューが違うでしょうか。

ランチメニューをとってみても、500円のワンコイン
メニューは「ねぎトロ月見イクラ丼」。700円のグラタン、
800円のサラダランチとクリーム煮はいいにしても、
1,000円が「馬ちょうちんバラグリル丼」というのは
ちょっとずっこけてしまいます。

まあお酒も飲めるリーズナブルな洋食屋、といった
表現がいちばん似合うのではないでしょうか。

「馬ちょうちんバラグリル丼」は、馬肉の表面を軽く
ローストしたものをブロッコリーやパプリカやズッキ
ーニ、温泉卵などとともにごはんに乗せたもの。
加熱すると硬くなるという弱点を補うため、表面だけ
を焼いた馬肉は真ん中が赤く、しっとりとしています。

あっさりとした醤油ベースのタレも馬肉に合い、見た
目ほどのこってり感はありません。とても素直な味の
丼となっていておいしい一品です。

よく、競馬ファンなどが“馬肉は西洋では食べない”と
言いますがそれは間違いで、英国こそ馬肉を食べる
習慣はないもののフランスなどでは他の肉と同様、
普通に食卓に上る肉。日本では鹿肉や羊肉と同列で
なかなかなじみがありませんが、馬刺し以外でも
実際に食べてみるとなかなか味わいのある肉です。

なお、ランチにはきれいな彩りの野菜が並ぶ小さな
サラダが提供されます。赤いだいこんに生の茄子、
パプリカに生の白菜などとても美しいのですが、
ついてくるのはなぜかタルタルソース。てっきり
バーニャカウダだろうと思ったら、せっかくの野菜が
マヨネーズ味にまみれて台無しになってしまいます。

まあ渋谷という街のこの場所で、客層からしたら
しかたないとは思いますが、これだけ凝った野菜を
出すのなら、せめてアンチョビ入りのオイルとまでは
言わないにしても、ドレッシングを選べるようにして
ほしいものです。

別の日に食べたランチ「若鶏のレモンクリーム煮」は
いわゆるカフェめしスタイルでひとつの皿にごはんと
おかずがてんこ盛りにして出てきます。こってりした
ソースがごはんに侵入してくるのが個人的には嫌い
なのですが、料理そのものの味はよく、ボリュームも
あり満足感は高いでしょう。

この場所で洋食屋という業態を選んでしまい、その後
どうしたいのか迷っているような雰囲気は感じますが、
気軽にビストロ“風”の雰囲気を楽しめる場所としては
重宝すると思います。

馬ちょうちんバラグリル丼



猥雑な路地、道玄坂小路の真ん中
ちょっと奥まった場所に入口がある


店内はあまり広くないが
和洋折衷のこじんまりとした雰囲気


馬ちょうちんバラグリル丼は
青菜とコロッケもついてくる


バーニャカウダかと思ったら
タルタルソース添えにびっくり


若鶏のレモンクリーム煮
盛り付けがいわゆるカフェめし風


若鶏のレモンクリーム煮は
あまりくどくなくボリュームがあった



【ランチ】 ねぎトロ月見イクラ丼 500円 パルマンティエグラタン 700円 農家のサラダランチ 800円
若鶏のレモンクリーム煮 800円 馬ちょうちんバラグリル丼 1,000円

馬ちょうちんバラグリル 830円 マグロのスペアリブ焼き 880円 キノコ&フォアグラのソテー 880円
骨付き鶏とたっぷり野菜のポトフ 500円 塩漬け豚バラ肉とキャベツ 500円
たっぷり野菜とペンネのホワイトクリーム煮 500円




このページのURL:
http://www.totteoki.jp/shibuya/cookman.htm


2010・12