港区芝5-15-3
03-5443-0488

11:30〜14:00
17:00〜24:00 無休
地図はここ


具だくさんでお手頃価格。
ありそうでなかなかない、おいしい餃子の店です。

JR田町駅から慶応大学に向かって続く細い路地。
飲食店がこれでもかとばかりにひしめく一帯の片隅に
この店「大連」はあります。

もともと大田区の山王にあった人気店が、新たに
三田に進出したのだそうですが、店の入るビルの名が
「大連ビル」。三田にコンクリート4階建ての自社ビルを
建ててしまうなんて、山王の店ではさぞかし儲かったん
だろう、と考えてしまうのは私のひがみでしょうか。

しかしこの店の餃子を実際に食べてみると、その
“儲け”は不当なものではない、と納得できるのです。

焼餃子1人前が7個で370円。大きさは中ぐらいですが、
餡がぎっしりと詰まり、はち切れそうな形をしています。
焼き上げる際に水溶きの小麦粉で一体化された、
いわゆる“羽根付き餃子”。この羽根があるおかげで
パリパリ感が強調されるとともに、“ヨソの餃子とは違う”
スペシャリティ感が作り上げられています。

しかし、この餃子の本当の魅力は餡。

ぎっしりと詰められた餡からほとばしるあつあつの肉汁
こそが、この店の餃子のレゾンデートル(存在意義)と
言えるのです。先に書いたように、具の量も多め。
ニンニクは入っていないため、鋭さのないやさしい味。
野菜が多めですが肉の風味もしっかりあり、一個噛む
ごとに“はふっ”と悦びの声をあげてしまうような、そんな
餃子なのです。

そして、焼餃子とともに水餃子も食べてみました。

こちらは10個で530円。
水餃子はよく、皮を厚めに作ってもちもち感を楽しめる
ように別に作ったものを用意することが多いのですが、
この店の水餃子はどうも焼餃子と一緒のようです。
しかし、一緒であっても水餃子もまたぷりぷり感があり
同様に肉汁があふれてきます。好みもありますが、
私個人としては水餃子の方がいいように感じました。

焼餃子と水餃子が各一人前、瓶ビール(500ml)一本、
ピータン豆腐で1,960円。
餃子が合わせて2人前ということで、少なく感じられる
かもしれませんが、焼餃子も水餃子も一般的な餃子に
くらべて一人前の量がしっかりありますから、これで
もうお腹一杯になってしまうほど。
質量ともにかなりお得感のある餃子だと言えるでしょう。


なお、別の日にランチの「セロリ炒め定食」を食べて
みたのですが、これもまたお得感がありました。
採算が取れるのかと思うほどたくさんのセロリが
使われ、丁寧に切り目が入ったイカにエビ、キクラゲ
なども入って塩味であっさりとまとめられていました。

ただ、ランチの定食にも餃子が3個付いてきますが、
これはあくまでおまけと考えたほうがよさそうです。
焼きたてではありませんので。


とにかく、この店はやはり餃子。

夜、早めに入ってビールと片手にあつあつの餃子を
仲間と頬張る。そんな幸福にひたれるいい店です。




赤い「大連」の文字以外は目立たない店
慶応大学は目と鼻の先



羽根で一体化した焼餃子
7個で一人前


具だくさんで肉汁があふれんばかり


水餃子は湯気と一緒に出てくる


大衆的で簡素な店内


ランチのセロリ炒め定食
餃子も3個付くが…。



焼餃子 370円 水餃子 530円 ピータン豆腐 530円 ビール(中瓶) 500円



このページのURL:
http://www.totteoki.jp/shibuya/dairen.htm


2006・1