【移転しました】
横浜市金沢区
能見台通8-5
045-306-7796

11:30〜21:30
水休(祝日の場合は営業)
地図はここ

【2008年4月に能見台に移転・再オープンしています
 以下の記事は、移転する前のものです】

品のいいインド料理の店です。

外国の料理って、その国の料理人を日本に呼んで
「現地の味」を再現させるのが最高、とつい考えがち
ですが、本当にそうでしょうか。

「現地の味」というのは、その土地の気候・風土・
食習慣があって成り立つもの。湿度や温度ひとつ
とっても、食べたときの感じ方は違ってくるものです。

しかも、食べるのは私たち日本人なのですから、
「現地の味」をいちばんおいしいと感じられるとは
限りません。

そんななか、荻窪の「北京遊膳」の料理は、もはや
中国料理を超える領域まで“昇華”されたもの。
その味の細やかさ、盛りつけの繊細さは、まさに
日本人の「心」を存分に注入したものであり、どんな
「現地の味」にも引けをとるものではありません。

そう、世界一繊細な日本人の料理に対する感覚は、
「現地そのまま」で満足できないのかもしれません。


そして、このインド料理店の料理人もまた、日本人。

インド料理の精神と技をしっかり受け継ぎながら、
日本の「心」を加えて新たな領域を切り開こうと
しています。

たとえば、タンドーリチキン。
普通のインド料理店ならば、タンドーリチキンといえば
表面はパプリカまみれの真っ赤っかで、中身は
パッサパサといった感じのものがよくあります。

しかし、ここのタンドーリチキンはちゃんとした肌色で
肉の焼け具合は遠火でしっとりと焼き上げた感じ。
スパイスも抑え目で、肉そのものの味がしっかりと
生きています。

カレー類もひと味違います。
全体に油控えめで、どっぺりとした感じはありません。
しかしスパイスはふんだんに使われていて、じゅうぶん
すぎるほどの香りと風味が楽しめるのです。

マトンカレーはこの店の一番辛いメニュー。
汗が吹き出るほどの辛さのなかに羊肉のうまみが
しっかりととけ込み、スパイスの力を堪能できます。

一方で、フィッシュカレーは「和」の心が詰まった一品。
カジキマグロの切り身と茄子がふんだんに入れられ、
辛さを少し和らげながらも、新たなうま味が加わり、
これもまたやみつきになりそうな味です。

そのほか、グリーンサラダも見かけこそいわゆる
日本のグリーンサラダに見えますが、酢とスパイスで
和えられた野菜はやはりインド料理。
その香りと複雑な味には、感嘆の声をあげてしまい
ます。


場所は、相模鉄道いずみ野線の緑園都市。
横浜からさらに11番目という郊外の駅で、
フェリス女学院大学があるほかは、まだ開発された
ばかりの新興住宅地です。


とにかく、様々な部分で繊細な、新しいインド料理。

とくに最近では、シラスを使ったメニューを月替わりで
提供するなど、オリジナルメニュー開発にも意欲的で
これからも目が離せません。

土・日は予約ができないため、待つ覚悟が必要ですが
それでも一度は訪れる価値があると言える店でしょう。



タンドーリチキン

マトンカレー

フィッシュカレー

サンバルカレー
タンドールミックス

グリーンサラダ
マンゴゼリー


チキンカレー 980円 マトンカレー 1,100円 サンバルカレー 950円
ナン 350円 ライス 200円 レモンライス 700円
タンドーリチキン 1,600円 タンドーリカバブ 1,600円 タンドーリミックスグリル (L)2,500円 (S)1,500円


このページのURL:
http://www.totteoki.jp/shibuya/ganesh.htm



2004.11