渋谷とっておき!!ホーム 渋谷区松濤1-26-2
渋谷松濤伊藤ビル1F
03-3485-4225


17:00〜22:45 日休

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奇をてらわず、実直にいいものを安くおいしく。

そんなポリシーが聞こえてきそうな鯖の塩焼きです。

また、長崎直送という魚の造りも、まるで自宅で
食べるかのように簡素な盛りつけかた。
しかし実際にはマダイは表面の皮をさっとあぶり、
すぐに冷水にさらすなど手間がかけられていたりして、
手頃な値段ながらおいしい刺身となっています。

そのほか日替わりもとくに充実。
この日の「銀ムツのかま煮付け」は身がたっぷりと
ついたカマを、甘すぎず辛すぎずのいい塩梅で
煮込んだもの。
酒の肴としてだけでなく、白いごはんをつけて夕食に
したくなるような、そんな優しい味の煮付けです。


しかしまあ、ほんと久しぶりにいい店を見つけました、
渋谷で。
いや、逆に言えばこれまでこの店を知らなかったことを
思いっきり後悔してしまいます。

この店があるのは、東急本店の角を左にかすめ、
山手通りに向かって300mほど行った場所。

古い木材で覆われた店構えは、奥まった感じがあって
ちょっと入りにくい雰囲気。私もずっと前からこの店の
存在には気づいていたものの、この雰囲気と店名の
読みにくさ(以前は10゛1としか書いてなかった)も
あって最近まで入ることができませんでした。
いまとなっては後悔しきりです。

店内は古民家から持ってきた古い梁や柱で作られ、
半個室風の客席がこれら木材で仕切られています。
間は萱のような細い部材で格子状に仕切られており、
解放感がありながらプライバシーもある程度守れる
という絶妙の半個室となっています。
また、店の奥の突き当たり、広いフロアーには小さな
庭がしつらえてあり、これもまたゆったりとした雰囲気
となっています。


料理全体のメニューとしては魚が多いものの、
肉料理もちょっと気の利いた小品が揃っています。

「とりもも肉のにんにくホイル焼き」は、もも肉の塊を
1cm弱で輪切りにし、ニンニクのスライスとともに
ホイルに詰め込んで焼いたもの。
あっさりとした和風の味つけがニンニク独特の辛味と
匂いをやわらげ、食べやすいメニューとなっています。

何を頼んでもはずれのない、いい料理ばかりです。

ところでこの店の名前、「いちまるいち」と読むのですが
なぜか看板などのロゴは「10゛1」と濁点付きで
普通に読もうとしても読めません。

これはオーナーの名前「ドイさん」から来たものだそう
で、10に濁点で「ド」、1を「イ」と読ませて「ドイ」。
どうも開店当初は「ドイ」と読ませていたようで、
つい最近も友人がこの店を電話で予約した際に、
「ドイ」と読み方を教えられたとのこと。

まあどうでもいいのですが、店の読み方は
ぜひ統一しておいてほしいものです。


仲間うちのちょっとした飲み会のほか、歓送迎会にも
使える使い勝手のよさ。そして気の利いた料理。
そんなとき、ぜひ候補にいれてほしい店です。

心から推薦します。


獅子唐や大根おろし、レモンの添え方に
心配りが感じられる鯖の塩焼き


左がマダイ焼き霜造り 右はイサキ
簡素な盛りつけだが手間はかかっている



あっさりとした味の「銀ムツのかま煮付け」


木を多用した内外装
ちょっと入りにくい雰囲気だが
入ってみるとほっとする


店の奥にしつらえられた庭


とりもも肉のにんにくホイル焼き
あっさりしていて箸が進む一品



10に ゛ と1で「どい」
オーナーの名前から取った店名だが
読み方は「いちまるいち」


天然マダイ焼き霜造り 650円 イサキお造り 620円 あぶり〆サバ 660円
枝豆 480円 スルメイカのねぎぬた 450円 さらしピーマンのサラダ 530円
銀ムツのかま煮付け 600円 とりもも肉のにんにくホイル焼き 760円




このページのURL:
http://www.totteoki.jp/shibuya/ichimaruichi.htm


2008・8