渋谷とっておき!!ホーム 渋谷区道玄坂2-6-12
道玄坂トロワー2F
03-6808-5175


11:30〜13:30
17:00〜23:00
金土祝前〜25:30)
無休

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もう開店して4年になるというのですから驚きです。

もちろん、開店したことは早くから知っていました。
しかしその外観や店先に置かれたディスプレイの
雰囲気から、チープなチェーン店のような気がして
どうも訪れる気が起きなかったのです。

ところが実際に訪れてみて、それは見事な間違いで
あったことに気づきました。
この店は、山形出身の男性が経営する海鮮居酒屋。
しかも元の職業が電力会社社員という異色の経歴
なのだそうです。もちろん、途中飲食店経営の会社で
修業はしていますが、ちょっと違った視点がこの店を
作り上げているのかもしれません。

さて、ランチの「十八番定食」。
850円で煮魚と刺身の両方が付く定食なのですが、
刺身は4種盛り。もちろんそんなに高くない魚を
ちょっとずつではありますが、カツオもタコも貝も
なかなかに新鮮できれいに切られています。
また煮魚もブリの類のカマでしたが、甘辛くこってりと
煮込まれていて、小さいながらもごはんの友として
じゅうぶん。そのほかコロッケに小さな冷奴、漬物が
ついて定食としての見た目はなかなか豪華に仕上げ
られています。

ただこの「十八番定食」、呼び名が「おはこ定食」。
店の名前「漁十八番」は「いさりじゅうはちばん」と
読ませるのに、店名を冠した定食が「おはこ」という
のはちょっと不可解です。

また定食の多くに、コロッケがわざわざついてくるの
もちょっと不思議。たしかに、最近の若者を相手に
しようとすればどこかに肉や洋食を取り入れなけれ
ば難しいのかもしれませんが、いかにも冷凍食品の
コロッケでその役割が果たせるのでしょうか。


なお、別の日に食べた「しらす丼」もまたおすすめ。

釜揚げそのままの真っ白なしらすが丼のごはん覆い、
その上には大根おろしとねぎときざみ海苔。
しらすは柔らかく、海の塩をそのまま纏ってきたかの
ようなやさしい塩梅。大根おろしの部分にちょっと
醤油をたらすだけでそのまま食べれば、海の香りと
うまみを存分に味わえます。

絶対的な量は多くなく、ほかに冷奴とコロッケと漬物、
それに味噌汁がつくだけですが、それでもこれで
700円は大満足。女性にはとくにおすすめです。
スプーンもついていますから、丼をあおって食らう
必要もありませんし。

渋谷マークシティのすぐそば、井の頭線渋谷駅西口
から出て左(北)へ歩いてすぐの場所。この付近は
最近とくに焼き鳥屋が増え、マークシティ沿いは
「焼き鳥ストリート」と化していますが、そのなかで
あえて鮮魚中心の居酒屋をやるというのは戦略的に
優れていたと思います。

宴会のコースにはマグロの頭が出てくるなど、夜も
ユニークで安いメニューがそろっているようですから
魚好きにはもってこいの店になることでしょう。

私が訪れた日、フジの「スーパーニュース」がロケに
訪れていました。もはやニュースではなくB級グルメ
番組と化しているこの番組。スタッフの女性2人が
デジカメで撮影するという、高校の映画研究会並みの
簡素なロケではありましたが、これに取り上げられ
ればさらに人気が出てしまうことでしょう。

まあでも、テレビでの人気なんてほんの一瞬。
だいたい一週間ももちませんからゆっくりあとから
行くのもいいかもしれません。


ただ、そのあいだに店のほうが“カン違い”をして
しまったら困りものではありますが。



ランチの「十八番定食」
見た目も豪華、味もいろいろ楽しめる


マークシティすぐそばの雑居ビルの2階
正直、あまりいい店には見えない外観


カツオ、タコ、貝類など4種盛りの刺身


煮魚はぶり類のかまの部分
小さい分こってりした味付け


しらす丼


まんべんなくかけられたしらすが柔らかく
量は少なくても非常に満足感は高い


なぜか必ずついてくるコロッケ




【ランチ】 十八番定食 850円 お刺身定食 850円 海鮮丼 1,000円 焼鯖定食 750円
厳選焼魚定食 750円 しらす丼 700円 まぐろ丼500円


刺身 5点盛り 1,500円 7点盛り 1,850円 十八番盛り 2,500円
本マグロ兜焼き 2,500円 サバの一本若狭焼き 680円 マグロメンチカツ 680円
あん肝ポン酢 580円 マグロあごトロペッパー焼 680円 天ぷら盛り合わせ 1,500円



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http://www.totteoki.jp/shibuya/isari18.htm


2010・10