渋谷とっておき!!ホーム 渋谷区神南1-15-12
佐藤ビル2F
03-6327-4056

11:30〜15:00
17:00〜22:00
土日祝11:00〜20:00
水休

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この店ができて以来、ずっと近寄らなかったのは
「ラーメンと甘味」という組み合わせの気持ち悪さに
ありました。

しかし、ラーメンと甘味を必ず一緒に食べなければ
ならないというわけではないということなので、普通に
ラーメン屋として行ってみることに。


店内はいわゆるカフェ風。

8席の小さなL字カウンターが囲む厨房スペースが
片隅にあり、それ以外は広大なカフェ風のスペース。
小さな丸テーブル2つがぽつんぽつんと置かれ、
それぞれにこれまたカフェ風の丸い椅子が並べられ
ています。正直、かなりもったいない使い方です。

カウンターには左右横切るように横長の溝が掘って
あり、ガラスで覆われた溝の中には砂浜風オブジェ。

かつて新宿にあった沖縄料理店「ナビィとかまど」
パクリでしょうか。


甘味を置くわけですから、カフェ風にするのはいいの
ですが、困るのは客が居座ること。12時台のいちばん
混む時間、店内で待っている客がいるに関わらず
若ハゲオタクやメガネ女のがきんちょどもがずっと
居座り続けていました。しかもタバコをふかしながら。

ほかの時間はともかく、ランチタイムに喫煙可とする
店も店。タバコの臭いが充満するなかでラーメンを
すすらされる客の身を考えているのか疑問です。
客の滞留時間を短くする意味でも、ランチタイムは
禁煙とすべきです。


店を代表する「らーめん」は「あっさり」と「こってり」が
選べて750円。両者の違いは単に浮かせる油の量で、
とくにコクが増えるというわけではなさそうです。

味は最近よくあるとんこつしょうゆで、強いて特徴を
挙げるとすれば端正な感じ。ただ、スープの温度が
低かったのが気になりました。麺がゆでたてが入る
ので、麺を食べる分には気にならないのですが、
スープを単独で飲もうとするとぬるさが気になります。
たまたまこの日だけだったのか、客層に合わせたの
か不明ですが。

トッピングはチャーシュー1枚にメンマ、それにあられ
が振りかけられて、舌を楽しませてくれる仕組み。
柚子の皮のかけらがねぎの上に置いてありますが、
この濃い味の醤油とんこつスープの前には意味が
ない感じです。凝っているのはわかるのですが、もう
少し本質の部分に頑張りを見せてほしい気がします。


別の日の「汁なし担々麺」は、単にスープが少ない
担々麺。

戦後、陳健民氏が開発した芝麻醤入りの四川飯店
オリジナルの(つまり日本独自の)担々麺そのままで、
スープを減らしただけ。なかなかおいしいのですが、
「汁なし担々麺」といって一般的にイメージする本場・
四川の激辛肉味噌そばとは似て非なるものです。

肉味噌にはシイタケやタケノコがたっぷり入っていて、
まるで既製品のような几帳面さはわかるのですが、
なぜこれをわざわざ「汁なし担々麺」と銘打つのか、
こちらが悩んでしまいそうな一品です。


ピーク時には客が並んでいて、とてもはやっている
ように見えますが、どうやら回転が非常に悪いことで
そう見えている部分があるような気がします。

この店は、甘味があって、カフェ風にゆったりできて
初めて価値があるのかもしれません。

ランチタイムの甘味がつくラーメンのセットが900円
ですから、安くゆっくり過ごすにはとてもいい店という
ことでしょう。

時間は持て余すほどあるけど、財布は少々寂しく
ラーメンでも食べたいときにはまさにぴったりの店。

絶対のお勧めの店と言えるでしょう。



かなり小ぶりな「らーめん」は
あられがアクセントになった醤油とんこつ



以前に比べて「甘味処」の文字が
小さくなったような気がする


カウンターはとても小さいのに対し、
カフェ風のフロアは広大な空間


テーブル席の客は、待つ客を気にせず
タバコをふかしたりiPhoneをいじったり


ゴムのような歯触りの丸麺
スープの温度が低いのが気になった


「汁なし担々麺」は単なるスープ少なめの
普通の担々麺


まるで既製品のような几帳面さで
作られた肉味噌


ランチセットに付く「鶏のねぎ塩ごはん」
少々塩辛いもののごまの風味がおいしい
一方の「そぼろごはん」は論評に値せず



【ランチ】 ミニそぼろごはんセット 900円 ミニ鶏のねぎ塩ごはんセット 900円
ミニ甘味セット 900円

らーめん 750円 汁なし担々麺 850円 つけ麺 750円 スペシャルらーめん 950円



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http://www.totteoki.jp/shibuya/kugatsudo.htm


2010・12