渋谷とっておき!!ホーム 渋谷区道玄坂2-19-2
03-3461-8809

12:00〜15:00
16:00〜20:00 金休

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なんと、ライスがこの高さでそびえ立っています。



実を言うと、この店にはもう行くことはないだろう、と
思っていました。

この店に最初に行ったのは3年ほど前。
「渋谷とっておき!!」を開設しようと考え始めていたときの
ことです。当然、老舗として有名なこの店は真っ先に
行くべき店のなかに入っていました。

しかし、当時は違っていたのです。
おばあさんが一人だけの薄暗い店内、ガタガタの調度、
そして昼過ぎだというのに客はだれもいないのです。

そして出てきたカレーは香りも辛さもありませんでした。
奇妙にとんがったライスの峰だけが印象に残る、
それだけのカレーだったのです。

以来、この店は私のなかでは“終わった店”に
位置づけられ、まったく関心を持ち得ませんでした。


ところが、掲示板でのみなさんの評価をはじめ、最近
急に、この店に対する良い評価を耳にするように
なってきました。

いったいなぜなんだろう。

その疑問を胸に訪れたのが今回のムルギーでしたが、
まず、入ったときの第一印象が違いました。

客がいるのです。たくさん。

しかも店内に立ち込めるのはスパイシーな香り。

薄暗い店内、ボロボロの調度は同じはずなのに、
ただそれだけで違う世界のように見えるのです。

そして、味も変わっていました。

頼んだのはムルギーカレーの辛口。
さらっと液状のカレーで、スパイスの香りが豊か。
唐辛子だけではない複雑な辛さがありながら、
なおかつ深いコクがしっかりとあるのです。

何がこの店を変えたのか。

前回との最大の違いは、若い女性がこの店を取り
仕切っていたことです。この女性、いかにも働き者と
いった雰囲気で店内にいつも目を配り、時にはカレー
ソースの入った大きな寸胴を持ち運びしたりして
頑張っています。

もしかしたらこの女性の存在がムルギーの味を変えた、
または、かつてのムルギー味を取り戻させたのかも
しれません。

帰り際、彼女に、店の名刺のようなものはありますか、
と尋ねたところ、彼女は「すみません、名刺は切らして
いて…。その代わり電話番号を書きますね」とメモに
この店の電話番号と営業時間、定休日をサラサラと
書いて渡してくれました。

なにごとにも一所懸命なひとのカレー。
それがいまのムルギーの味の秘密なのかも
しれません。





百軒店でもかなりの老舗
バタンバタンうるさいドアは修理されていた


そびえ立つライスの意味は
ルーと最初から交わらせないためか




辛口でカネを取る店はたくさんあるが
甘口でカネを取る店は初めて見た



昼時はほぼ満席
3年前には考えられない光景


ムルギーカリー950円 大盛り 1,250円 玉子入りムルギー 1,000円 大盛り 1,350円
ハヤシカリー 1,050円 ガドガドサラダ 850円 サッテ(焼チキン特製タレ付) 1,100円
甘口 +50円 辛口 +50円 玉子増 +50円 おかわり用カリールー 550円


このページのURL:
http://www.totteoki.jp/shibuya/murugi.htm


2005・2