渋谷区道玄坂1-17-12
03-3780-6737

18:00〜27:00
(日祝〜24:00) 無休
地図はここ

少々高いなぁ、という気はします。
とくに1,000円の刺身三点盛りは鯖も鯛もちょっとずつ。
上品で、いい魚を使っているのはわかるのですが。

さて、「おじゃったもんせ」とは鹿児島・宮崎の言葉で
「いらっしゃいませ」「おいでくださいませ」という意味。
その言葉のとおり、ここは南九州料理の店です。

南九州は鹿児島・熊本・宮崎の3県ですが、
この店のメニューでは宮崎料理が常に先頭に書いて
ありますから、宮崎のひとがやっているのでしょうか。
しかし、そのまま宮崎の料理を持ってきた、という
わけではなさそうです。

たとえば地鶏のもも焼き。
宮崎の地鶏もも焼きといえば、もも肉一本まるごとを
炭火でじゅうじゅうと焼き上げる豪快な料理で、
でき上がりは炭の粉にまみれ真っ黒。
まるで焦げたかのようなその姿に、最初はひるんで
しまいますが、中はむしろレア。
これを、口のまわりを真っ黒にしながら、キュウリと
一緒にかぶりつくのが本場の食べ方です。

しかし、この店ではさすがに真っ黒ではありませんし、
一本そのままでもなく、キツネ色に焼けた鶏肉が
一口大に刻まれて出てきます。
しかも付け合わせはキュウリではなくキャベツ。
渋谷でいきなり宮崎のままでは、さすがに受け入れ
られないという判断からでしょうが、せっかく南九州
料理の店に来るのですから、そういう本場のままの
料理も選べるようにしてほしいものです。

とはいえ、もも焼きを含むこの店の料理はかなりの
水準。自家製のさつま揚げはふわふわして香り高く、
よそではなかなか味わえないもの。
だし巻きもじっくり焼き上げたもので、いい出汁を
しっかり含んでふかふかでした。

そして南九州といえば焼酎。
ここ1,2年の焼酎ブームが始まる前から、芋焼酎を
中心にやってきただけあって、品揃えは豊富の一言。
「魔王」こそメニューから消えていましたが、
そのほかの「伊佐美」などの幻の焼酎が手頃な
価格で飲めるようになっています。

店内を見まわすと、おじさんと20代後半の女の子、
という組み合わせが目立つのは、価格の面から
当然なのかもしれませんが、もっと若い人々でも、
ちょっとお財布に余裕をつくって、おいしいものを
ちょっとずついろいろつまみながら芋焼酎を
ちびちびやる、というのはなかなかかっこいいのでは
ないでしょうか。




メニューは宮崎料理がいちばん上


地鶏のもも焼き


だし巻き玉子


自家製さつま揚げ




刺身三種盛り合わせ 1,000円 地鶏もも焼き 950円
チキン南蛮 750円 地鶏の刺し身 850円


このページのURL:
http://www.totteoki.jp/shibuya/ojattamonse.htm


2003.12