渋谷区神山町11-17

【閉店・業態転換】

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【閉店・業態転換しています】






オーストラリアに魅せられた若い夫婦が開いた店。
小さな店ですが、店内の随所にオーストラリアへの
愛と、客への気配りがあふれているようです。

この店の名前、キーズダイニング、と読みます。
正直、ほとんどの日本人には読めません。

公式ウェブサイトでは
「オーストラリアのお酒にこだわり、優しい味の
 創作モダンオーストラリア料理を提供する…」との
ことで、開店当初はオーストラリアそのままといった
感じの料理を前面に打ち出していました。しかし
そのため、なかなか入りにくかった記憶があります。

しかし最近、ランチが和のテイストが入ったものになり
親しみやすい料理に変わってきました。

最初に食べたのが日替わりのお弁当。
メインは豚のソテーで、サイドに青菜のおひたしと
鴨のスモークが添えられています。
ほかにサラダと本格的なデザートがついて1,200円。

豚のソテーは、デミグラス風でありながらくどくない
ソースが印象的。肉自体も銘柄もの(岩中豚)で
丁寧に火が通してあります。一方で鴨のスモークは
少々味が弱い印象。せっかくのスモークなのですから
もうちょっとコクと香りがほしい気がします。

全体にオーストラリアを感じさせるものはないですが
(お弁当形式自体がもうオーストラリアではないが)、
ランチなのですから構えることなく食べられるという
ことはいいことだと思います。


2回目に訪れたときは午後3時。
昼食を食べそこねてさまよううちに店にたどり着いた
のですが、軽く済まそうということで選んだのが
「タスマニアサーモンの洋風茶漬け」でした。

サーモンの切り身が3切れ乗った少なめのごはんに、
茶色のだしがかけてあります。添えられているのは
牛肉のたたきと梅干しとサラダ。

さっそく食べてみると、サーモンが生臭くありません。
刺身ではなく、何か手が加えられていると思ったら
サーモンをマリネしてあるとのこと。
サーモンというと、どうしても脂っぽさとねっとりした
舌触りが気になるものですが、これはそれが消えて
います。サバを軽く締めるとうま味が増すのと同様の
効果を狙ったのでしょうか。

ダシは玉ねぎの香りが強いコンソメスープ風。ちょっと
塩味が強く感じますが、サーモンとはなかなかいい
バランスです。
ただ、全体的に量が少なく、これで950円ということに
どれほどの理解が得られるかどうか心配ですが。

また、店の公式ウェブサイトには、
(自家製ハムのサラダとだし巻き玉子付き)と書いて
あったのですが、この日は品切れしたのでしょうか、
牛肉のたたきと簡素なサラダだけだったのがちょっと
残念でした。


まだランチだけしか試していませんが、オーストラリア
という国から受けるイメージとは違い、料理そのものは
とても本格的で手抜きがありません。

プリフィクスもできたようですし、夜、オーストラリア産
ワインを傾けながらゆったりとした時間を過ごすには
とてもいいお店だと思います。






ドアや窓の赤い枠が印象的な外観
小さな店をうまくまとめている



ランチの日替わりのお弁当
もうちょっと彩りがほしい気も。


デザートは思いのほか本格的


タスマニアサーモンの茶漬け
柚子胡椒風味


マリネされ、あっさりした味になったサーモン
鯖を締めるのと似てる



公式ウェブサイトには
自家製ハムのサラダと書いてあったが…



【ランチ】 日替わりお弁当ランチ(サラダ・デザートつき) 1,200円
タスマニアサーモンの茶漬け柚子胡椒風味 950円 ほか

レーズンバター 650円 自家製豚ハム 750円 シンプルな鴨スモーク 750円
タスマニアサーモンのカルパッチョグリーンマスタード風味 850円
仔羊の冷製しゃぶしゃぶサラダ 950円
オーストラリア産オイスターのフライバジル風味のタルタルと 1,000円



このページのURL:
http://www.totteoki.jp/shibuya/quays.htm


2005・5