渋谷とっておき!!ホーム 福岡市中央区
天神1-10-14

092-741-2746

17:00〜
24:00
無休

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「やっぱりニラてんこ盛りじゃないともつ鍋じゃない。」

博多の人間はこう言います。

東京ではいま、20年ぶりの第二次ブームと呼ぶべき
もつ鍋人気のピークですが、やはり東京と発祥の地・
博多のもつ鍋とはかなりの違いがあります。

ニラそしてキャベツがてんこ盛りされた鍋がどかっと
置かれ、それを強火で焚いてしばし待つ。すると
野菜はみるみる沈んでいき食べごろに。そしてシメは
ちゃんぽん麺というのがお定まりのコース。

この店のタレはちょっと辛め。もつがちょっと少なく、
さらにぷりぷり感の部位があまりなく、少々物足りなく
感じたのは正月明けでまだ市場が閉まっているこの
時期だけのことだったのかもしれませんが、野菜が
たっぷり食べられ、コラーゲンも摂取できるとなれば
まあ値段の安さからして人気になるのは当然のこと
かもしれません。


しかし、福岡が発祥の地とされるもつ鍋ですが、
この料理が福岡で一般的になったのはそんなに
昔ではありません。

第一次ブームと呼ばれる1990年前後に、福岡でも
初めて知られるようになったくらい。いや、東京の
もつ鍋ブームというニュースで初めてもつ鍋という
料理の存在を知り、しかもそれが福岡発祥のもので
あるということを知って驚いたという人間の方が多い
くらいなのです。

私自身がもつ鍋の存在を知ったのはそれよりも前の
こと。まだ子どもだった私が、近所に住む同級生の
お母さんに「今夜、家族でもつ鍋というものを食べに
行くんだけど、一緒に来る?」と誘われたのです。

向かったのは福岡市の南西部の山すそのあたり。
田舎にぽつんと建つ一軒家の店でした。

しかし当時の私はもつ鍋というものを知りません。
鍋はたしかにおいしかったのですが、なぜこんな
ぐにぐにとした歯触りの牛の臓物の入った食べ物を
わざわざ車で食べに行くのか正直、理解できません
でした。

いま考えるとそこは「万十屋」という、もつ鍋の発祥
ともいえる老舗。しかし私は第一次ブームが訪れる
まで、その記憶を“封印”してしまっていたのでした。


この「楽天地」も、第一次もつ鍋ブームの前の30年
前の創業とのことですから、かなりの老舗。

福岡の中心部・天神にまさかこんな場所があったかと
目を疑うようなきたない路地裏で、店の内外もまた
30年前から変わってないと思わせる雰囲気。

ここでは1,900円の「もつ鍋満足コース」をまず勧め
られます。もつ鍋が1.5人前で豆腐と「キムチ」か
「酢もつ」の小鉢が付き、ちゃんぽん麺が食べ放題に
なるというこのコース、ちょっと考えるとお得に見え
ます。
しかし計算してみると普通に頼んでも金額はそう
変わりません。というのも、最後のちゃんぽん麺が
食べ放題と言っても、もつ鍋を食べている間に十分
腹はふくれ、あとは男でもひとりひと玉もちゃんぽん
麺を食べればげっぷが出るほどなのですから。

むしろ900円のもつ鍋を2人で3人前注文し、さらに
もつ肉をもう一人前頼む方がよりもつを堪能できて
楽しめる気がします。


そのルーツはともかく、いまや博多を代表する庶民の
料理となったもつ鍋。ぜひ一度は堪能してください。




上の画像にポインターを置いてみると…



この野菜てんこ盛りこそがもつ鍋、
という福岡人は多い


火をつけてじっと待つだけで
てんこ盛りが
こうなる


シメにちゃんぽん麺を投入したところ
正直、男2人でも2玉も入れれば十分


福岡の中心部によもやこんな場所が
あろうかと思うほど古い建物


2階がカウンターで3階が座敷席
内装は30年前のままか


「コース」はもつ鍋が1.5人前になって
豆腐と「酢もつ」が付き、麺が食べ放題に
なるが1,900円の価値があるかは微妙



もつ鍋 900円 もつ肉 650円 ちゃんぽん玉 230円
もつ鍋満足コース 1,900円 飲み放題 1,900円

酢もつ 110円 キムチ 110円 生ビール510円 焼酎 320円



このページのURL:
http://www.totteoki.jp/shibuya/rakutenchi.htm


2011・1