渋谷とっておき!!ホーム 新宿区高田馬場
2-14-9

03-5155-8255


11:00〜15:00
24:00〜23:30
不定休

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「鶏のスープ」というより「鶏皮のスープ」でしょうか。

去年(2011年)11月に、高田馬場の路地裏にできた
ばかりの店。

店頭の掲げられたメニューが「鶏そば」というので、
かつて渋谷にあった「チャーリーハウス」のような
琥珀色の澄んだスープのラーメンかと思いきや、
クリーム色のとろんとした博多名物水炊きのような
スープ。いかにもコラーゲンたっぷりです。

正直、「鶏そば」を期待した身としてはちょっと拍子
抜けしてしまいましたが、食べてみると滋味深く、
なかなかのもの。麺は細く、柔らかな味のスープを
よくからめとって来てくれる感じです。

通常なら豚肉を煮たチャーシューが占める座も鶏肉。

鶏肉を蒸して焼き目をつけたものが4枚ほど乗り、
そのうち1枚はマトンの集成肉のように丸めたもの。
たしかにこの水炊きのような柔らかな味のスープでは
これ以外の“肉”はない気がします。

そのほか、メンマも柔らかくやさしい味。
「鶏そば」はすべてスープを基準にまとめられている
というのがよくわかります。

最近の、まるで鰹節をかじっているかのような魚系や
こってりギトギトのトンコツ系、しょっぱさにインパクトを
求める牛骨醤油系とは一線を画した、やさしい味の
新しいジャンルとして今後さらに台頭しそうな味です。


一方、夜限定の「まぜそば」も基本は柔らかいものの
醤油の味が多少前面に出てきたもの。

少し太めの麺の上に乗るのは、鶏そぼろと味噌を
合わせた肉味噌と揚げたエシャレット、辣油、それに
カイワレ大根など。
全体に甘くまとめられている中で、とくに甘く感じられ
るのが辣油。直接口に含んでみても辛さよりも甘さが
先に立つほどで、いま流行の「食べる辣油」のよう
ですが、個人的にはどうもいただけません。

全体が甘めにまとめられているからこそ、アクセントと
しての辛さはインパクトがあるべきだと思うのですが。

なお、この「まぜそば」は最後に少し麺を残して
「鶏蛋湯」を追加注文するのが店のオススメ。
食券と一緒に丼を渡すと、鶏スープと卵が投入され、
残った醤油味のたれとともに飲み干すというもの。

まあ100円という価格が微妙ですし、ここまでして
食べなきゃいかんのか、と自問自答する部分はある
のですが、僧侶の食事のように最後までありがたく
いただく、という点では「あり」でしょうか。


なお、サイドメニューにある「鶏そぼろごはん」は秀逸。
薄味で上品にまとめられたそぼろごはんは、その昔
母が作ってくれた弁当のようでうれしく、麺とは別に
大きな満足感を与えてくれます。


開店してまだ2か月の店ですが、新しいジャンルの
麺としてこれから広がっていきそうな予感がします。

個人的にはもう少し甘くなければとは思いますが、
一度足を運ぶ価値はあるのではないでしょうか。



「鶏そば」という名で琥珀色のスープを
期待すると拍子抜けする
「水炊き」色のスープ




2011年11月開店
早稲田通りの北の路地にある


スープは白濁してコラーゲンたっぷり
まさに水炊きのようなスープ


夜限定の「まぜそば」
全体にかなり甘めに味が振られている


最後に「鶏蛋湯」を投入したところ
まあここまでして食べなきゃいかんのか
自問自答する部分はある


サイドメニューながら秀逸な
「鶏そぼろごはん」(200円)
これだけでも食べに行きたい




鶏そば 680円 濃厚鶏そば 750円 替玉 100円 替玉ハーフ 50円
つけそば 700円(220g) 750円(330g) 800円(440g)
まぜそば 800円 鶏蛋湯 100円

鶏そぼろごはん 200円 ねぎ味噌ごはん 200円 ごはん 100円 缶ビール300円



このページのURL:
http://www.totteoki.jp/shibuya/sanbuichi.htm


2011・1