渋谷とっておき!!ホーム 渋谷区宇田川町10-1
パークビル 5F
03-6273-9243

11:00〜15:00
(月〜木)
18:00〜23:30
日休

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東急ハンズの横を通る井の頭通りをさらに進むと、
右に見えるオレンジ色のビルの5階。
ここに沖縄料理の小さな居酒屋があります。

こじんまりとした店内の一角にはミニステージもあり、
定期的に開かれるライブでは琉球音楽の様々な
アーティストの唄を聴くことができます。

料理も沖縄本土の“どこか適当で豪快さ勝負”といった
ものとは違い、ひとつひとつ丁寧で洗練されたもの。
沖縄そばのスープもかちっとしてきれいすぎるほど。
味付けも薄めで上品です。

渋谷の片隅に開店して2年ということですが、街に
すっかり馴染んでいるようです。


ところで余談ですが、最近「琉球民族」という言葉を
とんと聞かなくなったと思いませんか。

というのも実は、最新の研究によって琉球民族という
確たる民族集団は、少なくとも遺伝的には存在しない
ことが明らかになっていた
からなのです。いつのまにか。

これまで一般的に、大和民族とは別に琉球民族という
独自の民族があり、アイヌ民族と近い存在だと信じ
られてきました。
それは日本列島に先に暮らしていた縄文人が、半島
から渡来した民族(弥生人)に追いやられていく過程で
南北に分かれ、北はアイヌ民族、南は熊襲(くまそ)
琉球人になったというもの。
アイヌの人々も沖縄の人々もいわゆる“濃い”顔だちで
ずんぐりした体型のひとが多かったことも、この説を
信じさせてきました。

ところが、DNAの解析によりアイヌ民族は縄文人との
遺伝的結びつきが証明されたものの、沖縄の人々の
遺伝子は縄文人やアイヌの人々との強いつながりが
ありませんでした。そしてむしろ弥生人、つまり私たち
大和民族とは遺伝的な違いがほとんどないことが
明らかになったのです。

言語の面で見ても、難解な琉球言葉は実は日本の
古語が枝分かれしたもの。さらにかつての琉球王朝の
宮廷料理もまた、魚の干物など和食とかなり近かった
ことが古文書などで明らかになっています。

実は、現在私たちが沖縄料理としてイメージするものは
太平洋戦争後の米軍統治時代に形作られたものが
けっこう多いのです。


とはいえ、沖縄はやっぱり沖縄。
唄や踊りなどの独自の文化はいまもしっかり息づいて
いますし、シャイでなおかつ人懐っこい人々の笑顔も
健在です。

沖縄を一層身近に感じられる店として、ぜひ覚えて
おきたい、いい店です。



「フーチャンプルー定食」
沖縄そばかアーサー汁か選べる



カウンターの前には泡盛がずらり
奥には小さなライブスペースも


卵をまとった車麸がメインの
「フーチャンプル定食」
ツナも入り味のアクセントになっている


定食に付く沖縄そばも丁寧なつくり


こちらは単品の「足てびちそば」
スープはカチッとした印象
最後まで飲み干せる味


蛆虫どもが描いた心ない落書きが
人々が入るのを躊躇させるが、
ぜひ勇気を出して入ってほしい






【ランチ】 ゴーヤーチャンプルー定食 フーチャンプルー定食
ミミガーチリビラー定食 ポーク卵定食
定食各種 800円(アーサー汁つき) 900円()沖縄そばつき
沖縄そば 600円 ソーキそば 800円 足てびちそば 800円

ラフテー 1,000円 ミヌダル 900円 島らっきょう600円 やんばる鶏の塩焼き 900円




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http://www.totteoki.jp/shibuya/shimabukuro.htm


2010・4