渋谷区桜丘町26-1
セルリアンタワー東急ホテル
03-3476-3585
11:30〜14:00
17:30〜22:00
地図はここ



東急ホテルズの旗艦・セルリアンタワー東急ホテルの
2階にある陳建一の店。

szechwan(スーツァン)restaurantというのは
「四川飯店」の英語表記で、本格四川料理のほかに、
ジャンルにとらわれない旬の食材を生かした
新しい料理を目指しているとのこと。

四川料理を象徴する色、赤を現代的にアレンジした
内装も、これまでの中華料理店にない上質の
雰囲気を作りだしています。


深い赤を基調とした内装
施設面での特徴は、なんといってもオープンキッチンです。
カウンター席の目の前のガラスの向こうにはコンロがあって、
中華鍋をあやつる調理人と対面するほか、その奥の厨房もすべて丸見え。
ここでは調理そのものが、上質のエンタテインメントとなっているのです。
ですから、ここに行くときはカウンター席を予約すべきでしょう。

そして料理もまた、さすが鉄人の弟子たちもの、といった感じでしょうか。
入店した時間が遅かったので、単品で適当に頼んでみたのですが、
目の前で作られる料理は、どれもすばらしいものでした。
主なもので言うと「なまこと鮑の煮物」は、とろんと煮込まれたなまこと
コリコリとした感触を残す鮑の食感の違いが、不思議な調和を醸しだす
スープのような一品。
また「陳建一の麻婆豆腐」は、固形燃料付きコンロに土鍋で客席に提供され、
2分ほど待つと完成。熱いものは熱いまま食べてほしい、という心配りが、
辛さと熱さの相乗効果のなかで全身に伝わってきます。

そして、杏仁豆腐もまた素晴らしいものでした。
固まるか固まらないかという微妙なトロトロした感触。
杏仁(きょうにん)の香り高く、上品な甘さとの絶妙なバランスのものでした。

ところで、この店ではあまりコースを頼むことをお勧めしません。
というのもコースの場合、麻婆豆腐があらかじめ皿に盛られた状態できますし、
味も、辛さとコクが足りないような気がしました。
また、コース全体が西洋料理を意識したような変な流れで、メインに牛肉の
ステーキ“風”のものが出てきたりして非常に違和感を感じるのです
理由は、ここがホテル内の店であって、欧米からの客が来ることを想定している
からでしょうか。とにかく、単品で好きなのを頼んで行くことをお勧めします。
実際問題として、金額的にもそう変わらない気がしてますし。

しかし、ガラスを通して見る中華の調理風景がこんなにも楽しいものだとは。
予定を大幅に上回った10時半、調理人たちが手を振ってくれながら
液晶カーテンの向こうに消えるまで、ほんとに楽しいひとときでした。

機会があったら、ぜひ一度どうぞ。(‘―‘)/~~~~

ランチ 1,500円〜
2,000円、2,500円、3,800円

成都コース 10,000円

ほか、7,000円、15,000円コースあり


このページのURL:
http://www.totteoki.jp/shibuya/szechwan.htm


2005・7写真挿入