渋谷区円山町22-18
桃山コーポ1・2F
03-3496-3435

11:30〜(13:30)
17:30〜24:00
(土 〜22:30)
日祝休
地図はここ

【下のほうに2007年12月の追記があります】


ねばねばしてないじゃん…。

「ねばねば丼」という名前からして期待していたのに、
刺身の下は薄い層。納豆ととろろとオクラを混ぜた
ものが、ごはんの上で薄い層、というより“膜”をなして
いました。

いや、だから悪いというわけではないのです。
丼の上にはマグロ・ブリなどいろんな刺身が乗り、
さらに真ん中に温泉卵が鎮座し、なかなかの豪華さ。
サクから刺身を取った余りなどを有効活用しているの
でしょう。 魚の切りかたは不規則ですが、丼なのです
からそんなことは関係ありません。

ランチタイムでは小鉢とサラダと味噌汁が付き950円。
量も多く、じゅうぶんなお得感はあります。

でも、ねばねば丼と言うからには個人的にはもっと
ねばねばしていてほしいもの。刺身に比べれば納豆も
とろろもコストは低いでしょうから、もう少し“粘着度”が
高い丼であってほしいものです。

「ねばねば丼」を食べたのは、この店の2回目のとき。
その翌日、この店が雑誌「食楽」に載っていたことを
知りました。見ると、誌面の写真が私が食べたものと
かなり違うような気がするのですが、それは店内が
かなり暗くてよく見えなかったせいか、それとも
カメラの腕の差なのでしょう…。


この店に最初に行ったのは、たまたまでした。
神泉駅周辺を歩いていると、路地のゆるやかな階段の
途中に、看板が見えました。

「この看板、出ている時はランチあります」と書かれた
赤い看板。この看板を見た瞬間、私の“嗅覚”は反応し
呼ばれるようにして入っていったのです。

ちょっと古めの店舗付きマンションの1階と2階。
入口はこれか、と通りのドアに手をかけても開かず。
マンション脇の小さな階段を登った先が入口でした。

店内は10人ほどのL字型のカウンターを取り囲むように
テーブル席が3つほど。階段を数段登った中二階的な
空間が小上がりとなっていて20人程が入れそうです。


初めて入ったこの日、食べたのは日替わりでした。

刺身とぶり照り焼き、それにマヨネーズで和えた小鉢に
青菜のサラダが、木製の枠のような器に一緒に盛り
つけられています。
刺身も無理をせず程度のいいものを使っていて、
ぶりの味もあっさり目で好感がもてます。

日替わりを頼めばその店の水準とか腕とかはだいたい
わかるものですが、この店の日替わりならいつ行っても
大丈夫でしょう。

「魚真」の立ち上げに関わり、最初の店の店長を務めた
男性が独立して立ち上げたというこの店。
こんどはぜひ、夜に行ってみたいものです。




ねばねば丼
名前の割にねばねばしてないが
刺身はたっぷり



刺身の間からのぞく
“ねばねばの膜”


「食楽」に載った「ねばねば丼」の写真
かなり違うように見えるのは気のせいか…


 通りから細い路地に入り、
ゆるやかな階段を登る途中



こちらは日替わり
刺身とぶりの照り焼きの盛り合わせ




【追記】2007/12


この店は、メルマガでお得情報を発信しています。

購読者だけが受けられる特典付きで、日によって
ある魚の刺身が半額だったり、会計が割引だったりと
毎日違う会員サービスの情報が届くのです。

2007年12月7日(金)、こんなメールがきました。

「緊急事態です。まさかと思っていたら、
 この繁忙期の12月の金曜日に、予約ゼロなんて。
 死語かも知れませんが、こうなったら、やけの
 やんぱちで、今日は刺身全品半額にします。」

このメールを見て、私はそれまでの“探検”の予定を
変更、この店に行くことにしました。
刺身全品半額ならば、というのは当たり前ですが
それと同じ程度に「助けてあげたい」と思ったからです。

この店については、「ねばねば丼」などランチについて
しか書いてなかったのですが、実はその後2回ほど
夜に行き、魚の良さとお値段の手頃さには感心して
いました。ですから今回ささやかなりとも力になりた
かったのです。

しかし行ってみると、店はほぼ満席。

なあんだ来る必要なかったじゃん、と思いましたが
せっかく神泉まで来たのだからと気を取り直し着席。

頼んだのは刺身の盛り合わせ(上)2人前と
平目の昆布じめ、それに名前を忘れた貝の刺身に
平貝(たいらぎ)の刺身。

しかし半額の刺身ばかりではお店に申し訳ないので
牡蠣の天ぷらや銀杏、ぶりかまを頼んだりして
バランスを取ったつもりでした。

でもまあ刺身が半額だから、ひとり5,000円までは
いかないだろう、と思っていたら、なんと二人で
1万2千円以上。

中国人らしき女性店員には、この日のメルマガを
見て来たことをちゃんと伝えたつもりだったのですが、
ちゃんと言葉が通じていたのかどうか…。

この期に及んで「メルマガ見てきたのに」と言うのは
ちょっと浅ましい気がしてやめましたが、なんかとても
理不尽な気持ちで帰ることになってしまいました。

会員証もないこのメルマガ会員制度。
この制度を信じて来た私たちが馬鹿だったのか。

まあ、それだけ店の力になれた、と思えばいいの
かもしれませんけど。






刺身盛り合わせ(上)2人前


平目の昆布じめ(右)と名前を忘れた貝


平貝(たいらぎとも言う)の刺身


牡蠣の天ぷら


ゲソのわた炒め


【ランチ】 ねばねば丼 950円 日替わり 850円


このページのURL:
http://www.totteoki.jp/shibuya/wadamaru.htm


2006・5