渋谷とっておき!!ホーム 渋谷区宇田川町24-6
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センター街のど真ん中、先に「三平酒寮」が入居した
ビルの1階と地下に、沖縄料理の「やんばる」が
やってきました。

ふたつの店はともに新宿東口の、スタジオアルタと
靖国通りの間に挟まれたエリアにある老舗。
新宿の「やんばる」は、熊本ラーメンの「桂花」と同様
私が気づいたときにはもう存在していましたから、
たぶん開店して25年はくだらないでしょう。

その老舗が、センター街のど真ん中への進出です。
三平酒寮とのセットということもあり、まるで異次元
空間が突如現れたかのよう。オレンジ色の看板が
見事に浮いています。


しかし、料理はまさに「フツーの沖縄」。

沖縄の一般の人々が日常的に食べている料理
そのままが、何の飾り気もなく出てきます。

「ソーキそば」は最初、880円と高く感じましたが
出てきたものは豚の骨付き肉の塊が3つも乗り、
まるでケンタッキーフライドチキンが3つ乗ってきて
いるかのような食べごたえ。
しっかり煮込まれていて軟骨まですべて食べられる
のですが、肉質はしっかりとしていて歯ごたえがあり
ます。たぶん圧力鍋で煮込んでいるのでしょう。
ボリュームとともに質の面でも食べごたえがあります。

麺も特別なものではなく、平らな断面をもつ縮れ麺。
長崎のちゃんぽんの麺と似た、ぷつん、と切れる
独特の歯ごたえを持つ沖縄そば独特の麺です。
スープも、とんこつベースの澄んだスープに鰹だしと
醤油で味を整えたもの。特別に何かの風味を強調
したものではなく、まさに平均的な沖縄そばのスープ
そのものです。

そのほか、これまで新宿の店で食べた「ポーク玉子
定食」や「ラフティーそば」などをとってもても、すべて
飾り気のない現地の味そのまま。

特別においしいというわけではありませんが、
この安心感は何物にも代えがたい、といった味。
とくに沖縄出身者にはそう思えるはずです。

赤と黄色に塗り分けられた箸ひとつとってみても。


ところで、この文章を書くにあたって調べたところ、
新宿の店ではランチタイム限定で「ちゃんぽん」が
あるとの情報がありました。

「ちゃんぽん」と聞くと当然、普通はあの太い麺を
使った「長崎ちゃんぽん」を思い浮かべますが
沖縄で「ちゃんぽん」と言うとそれはご飯もの。
皿に盛られた白いごはんの上に、ポーク(ランチョン
ミート)
入りの野菜炒めがどかっと乗せられた驚愕の
一品なのです。

私も沖縄の“神の島”久高島で遭遇し、食べましたが
最初は名前とその実体の乖離に圧倒され、なんとも
不思議な感じで食べたのを覚えています。

さらに驚いたのは、現地のファミリーマートにも同じ
「ちゃんぽん」が売られていたこと。

沖縄出身者でも知らない人が多い一方で、一部では
深く深く浸透しているメニュー、それが「ちゃんぽん」
の実態のようです。

そして、渋谷の「やんばる」にもこの驚愕メニュー
「ちゃんぽん」は存在するのか。
もう一度訪れ、それを目と舌と写真で確かめてみたい
ものです。



ソーキそば
880円は高いかと思ったが
肉の量のすごさに納得


センター街のど真ん中に突如登場した
新宿東口の異次元空間


大きな塊が3つも乗りボリュームたっぷりの
「ソーキそば」


麺は縮れの強い平打ち麺
ぷつんと切れる歯ごたえが独特


豚バラ肉の角煮が乗った「ラフティーそば」
(写真は新宿のもの)


黄色と赤に塗り分けられた箸もまた
沖縄の食堂そのまま


沖縄の「ちゃんぽん」は
驚愕の野菜炒め丼
(沖縄・久高島にて)



【追記】

沖縄ちゃんぽん、登場しました。



ランチタイム限定で650円です。




野菜炒めの下に、ごはんが。

この異次元感覚がもう、なんともたまりません。

少々油っぽいのが気になりましたが、
味はなかなか。




久高島で食べたのはポーク(ランチョンミート)入りでしたが、
ここのはコンビーフいり。家庭の味だけにいろいろあるようです。


奇異なるメニュー、沖縄ちゃんぽん。

ぜひ一度、挑戦してみてください。


 

やんばるそば 650円 ソーキそば 880円 ラフティーそば 880円 アーサそば 750円
ゴーヤ定食 980円 麩定食 880円 ヘチマ定食 980円 ポーク玉子定食 830円

とんとん丼 500円 ライス 100円 ビール500円 チューハイ 400円




このページのURL:
http://www.totteoki.jp/shibuya/yanbaru.htm


2010・10