渋谷とっておき!!ホーム 新宿区高田馬場3-12-8
03-6279-1226


11:00〜
23:00

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「山桜桃」と書いて、「ゆすら」と読みます。

高田馬場から早稲田通りを西に6分ほど登った場所。
味噌ラーメンの巨人「純連」と同じビルに、旭川系
とんこつの巨人「山桜桃」が満を持しての登場です。

巨人ふたりが並んだ様は、まさに「ふたり北海道
ラーメン博物館」状態。この二店の代表メニュー
「味噌」と「とんこつしお」をそれぞれ食べれば、
都内のほかの北海道ラーメンはわざわざ食べる
必要はなくなる、と断言してもいいくらいです。


この「山桜桃」のとんこつしおは、私にとってずっと
忘れられなかった味。

15年ほど前、札幌市郊外の琴似にある本店でこの
とんこつしおのスープに魅了されてしまって以来、
いつかふたたび食べてみたいと思っていました。
しかし全国各地の有名店が東京進出してくる中で
この店だけは出てきません。琴似の本店が再開発で
閉店を余儀なくされた事情もあったのでしょうか、
まさに待ちに待った東京進出となりました。

スープはあっさりしたとんこつの風味。「山頭火」
系統がおなじだけあって似た味ですが、「山頭火」が
甘みがあって少々こってりとした感じなのに対し、
「山桜桃」はさらっとした感じでくどさのかけらもあり
ません。また、粗挽きのコショウの味がアクセントと
なり、飽きさせることがありません。

麺はまるで袋入りのインスタントラーメンのような
極端な縮れ麺。もちろん油で揚げてあったりはしま
せんが、この縮れ具合があっさり味のスープやネギ、
崩れたチャーシューなどをからめとって味に変化を
もたらしてくれます。

チャーシューは素材を整形せずそのまま煮込んだ
もの。煮汁をたっぷり含み、ほろほろとしていていい
脇役となっています。


一方、メニューに「お勧め」と書いてある「辛みそ」。
朝鮮料理のチゲを思わせるスープの色ですが、
実際に食べてみると酸味がほどよく溶け込んでいて
さわやかな味。いわゆるギトギトの油に唐辛子が
埋め込まれたようなただ辛いだけの味とは別物に
なっています。
また、トッピングの煮玉子を入れてみるとそのとろっ
とした卵黄の甘さがスープの辛さといい相性を見せて
くれます。この組み合わせはお勧めです

「お勧め」とするだけはありますが、私の好みでいえば
やはりオリジナルである「しおとんこつ」でしょうか。

そのほか、同行者の「しょうゆ」も少し味見してみま
したが、これはちょっと塩辛すぎる気がしました。
ただこれは半ラーメンだったので、もしかしたらたれ
などの分量を間違えたのかもしれませんが。
まあ間違いだったとしても、あえて「しおとんこつ」
「辛みそ」を押しのけて頼むほどではないかもしれ
ません。


サイドメニューの「チャーシュー丼」は、水菜が乗って
いるのがちょっと新鮮。少なめに盛られたごはんに、
小さくほぐされたチャーシューがまんべんなく乗せ
られています。味はチャーシューがちょっと辛めです
が、250円という手ごろな価格に好感が持てます。


日本全国ありとあらゆる地方の一流店が進出し、
どんなラーメンでも味わえるようになった東京で、
最後にやってきたともいうべき北海道の雄「山桜桃」。

先月末(2010年9月29日)にオープンしたばかりでまだ
東京での知名度が低いため、行列ができるほどでは
ありませんが、それでもしっかり客は入っています。
いずれ隣の「純連」と同様に長い行列ができる店に
なることでしょうから、行くならぜひ今のうちにどうぞ。


絶対のお勧めです。



しおとんこつ(+ねぎ盛り)
これが旭川系とんこつラーメンの雄


札幌味噌ラーメンの「純連」の隣に進出
まさに「ふたり北海道ラーメン博物館」状態


さらっとしてくどさがないとんこつスープ
粗挽きコショウがアクセントに


麺はインスタントを思わせる縮れ麺


ほどよい酸味が印象的な「辛みそ」
(写真のものは煮玉子入り)


ちょっと塩辛すぎた「しょうゆ」
(写真は半ラーメン)


チャーシューがたっぷり乗って
250円とお手頃な「チャーシュー丼」


山桜桃、と書いて「ゆすら」




とんこつしお 700円 辛みそ 750円 みそ 700円 しょうゆ 700円
みそバター 850円 野菜みそ 800円 半ラーメン(各種) 500円

大盛り 100円 チャーシュー増し 200円 ねぎ増し 50円 煮玉子 80円
チャーシュー丼 250円 玉子かけごはん 150円 ライス 100円 小ライス 80円




このページのURL:
http://www.totteoki.jp/shibuya/yusura.htm


2010・10